3月12日 2002年度予算分科会(企画総務)

2002年3月常任委員会記録

来年度予算で「財政難」の解決策の一つとして、積み立ている「特定目的基金」を一部取り崩して「経常経費」に使うことがおこなわれました。(緑の基金から10億、住宅基金から2億、義務教育施設整備基金から10億の借り入れなど)上記基金は、財政運営に活用する「財政調整基金」とは異なり、その目的のために活用すべきであり、むやみに「経常経費」に使うべきではありません。このようなことが安易に進められれば、財政運営の根幹が崩れてしまいます。担当課長は、「緊急・特例的な対応」と答弁しましたが、今後とも、本来の目的に沿った運用を求めていきます。



区民税の納税者数は、前年度と比較をすると、「普通徴収」が増加し、「特別徴収」(給料からの天引き)が減少しています。明らかに、企業の倒産・リストラの影響です。また、一人当たりの納税額は、特別徴収で平均7600円減額となっていますが、普通徴収では、逆に7200円増額になっています。ところが、均等割だけの納税者は、増えています。(平成8年対比で1・3倍)
つまり、サラリーマンなどの給与所得者は、収入が減って、また、貧富の差が拡大をしていると言えるのではないでしょうか。このことは、担当課長も認めました。


区が公共事業の発注・入札を行う場合は、必ず「予定価格」を設定します。予定価格について事前公表を求めていますが、事後公表はしています。しかし、その元になっている「積算単価」は全く公表されていません。私たちは、これを公表させることによって、とりわけ、適切な「労賃」の確保(末端労働者まで)をすすめる突破口にしたいと考えています。担当課長は、「来年度、十分に検討したい」と答弁しました。


委託契約件数は、約2万5500件。そのうち「主管課契約」が約2万3000件、金額で270億、全てが競争性の不透明な「随意契約」(担当課長の答弁)です。この間、民間委託が急増しています。ところが、「契約」が主管課まかせであったり、予定価格も無い「随意契約」であったりと、極めて不透明です。今後も、この問題について追及をしていきます。