2002・6・18厚生児童委員会報告

委員会では、板橋区保育所条例の一部を改正する条例と、日本共産党板橋区議団が提案する、板橋区乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例が審議されました。
区長提案の保育所条例は、区立保育園を委託する事業者を社会福祉法人のほかに、特定非営利活動法人(NPО)を加えること、浮間舟渡駅前再開発ビルに保育園を作るというものです。区立保育園の委託化は、保育にかかる費用を減らす目的から進めるもので、サービスの多くが人的サービスである保育事業は、人件費の削減を意味します。現実に、職員を減らす計画です。再開発ビルに出来る保育園は、施設が全て2階に位置し、園庭が無く、窓は、排煙窓が主で外気に触れる機会が制約されます。もともと商業施設として建設したところを保育所に改装したもので、保育施設として、限界があると言わなければなりません。この条例には反対を表明しましたが、採択されました。
日本共産党板橋区議団が提案した条例は、乳幼児の入院時の食事療養費の負担をなくし、完全無料化の実施を提案するものです。23区でも12区が実施している制度で、過去に無料制度をとってきた経緯からしても、無料化のための合意は出来るとして採択を主張しましたが、否決されました。


板橋区は、バリアフリー推進条例を定め、多くの区民の社会参加を進めるための取り組みをはじめました。上板橋駅南口にエレベーター、エスカレーターの設置を求める陳情は、3798人の署名を添えて提出されました。これまで区民からの要望を受け、板橋区は事業者に要請してきましたが、設置には至っていません。
北口にエスカレーターを設置するときに、板橋区も補助金を出していること、駅施設の改善で、区民の社会参加が広がるなら、検討し住民要望に答えるべきであると考え、採択を主張しましたが、継続審査となりました。

*この他に、心身障害者福祉手当の存続、難病施策に対する陳情が審議されましたが継続となりました。