8月文教委員会報告

東京都は、現在の都立高校の4分の1をつぶす計画をおしすすめています。第一次計画によって、板橋区内から北園高校の定時制が姿を消し、第二次計画によって北野高校と志村高校の統合計画がすすめられています。6月27日に東京都が提示した「新配置計画(案)」では、第四学区(来年からは学区も全廃になりますが)では、向丘、小石川、文京の各定時制、王子工業高校、小石川高校がなくなります。変わりにできるのが千代田地区昼夜間定時制高校と北地区総合学科高校、文京地区中高一貫6年制学校です。10月には実施計画を決定するとのことです。住まいや勤務地から近いことが大事な条件となってきた定時制高校をつぶし、エリートづくりをめざす中高一貫校づくりをすすめるなど、一層の差別・選別を広げることがねらいといえるでしょう。
統廃合が進む中で、また不況が深刻になる中で、全日制高校を希望しながら入れなかったこどもたちは、今年全都で2759人にのぼりました。区民から、生徒数が減少している今こそ、東京都は高校をつぶすのではなく、30人学級を基本にすえて学校づくりをすすめるべきとの陳情がだされています。板橋区議会は6月28日に東京都に対して、地元の意見を十分に尊重すること、学級規模の縮小をすすめることを求める意見書を東京都に提出していますが、陳情は引き続き継続審査となりました。 


文部科学省が、来年度の概算要求で普通教室へのエアコン設置計画を決めたことが報じられる中で、板橋区の検討状況が報告されました。新聞報道では文部科学省は夜間電力利用でとのことだが、板橋区では今年パソコン教室の全室冷房化にあたって、電力の許容量や蓄熱槽などを検討した結果、ガス型にしたとのこと。国が3分の1補助するといっても実際にかかる費用の1割程度にしかならないなどの報告がありました。しかし、区としても普通教室の冷房化は検討していきたいとの意向が表明されました。はやせ議員の質問で、今年7月11日、12日に区内小中学校の教室の温度の全校調査が行われた結果、7月11日小学校で平均33℃、12日32℃、中学校で11日32.8℃、12日32.2℃だったとのことでした。陳情は、日本共産党、民主クラブが採択を主張しましたが、自民、公明、板橋自民によって継続審査となりました。


*※学力低下を防ぐ教育を求める陳情は引き続き継続となりました。