区民の家計をあたためよ!
広山、かなざき、大田区議が質問

雪だるま式にふくれあがる増税による負担増。(保育料、国保料、介護保険料、住宅使用料、障害者の各種手当など)

かなざき議員が区長の姿勢問う

連続する増税により区民への負担増は深刻。区民の家計をあたためる政策を優先し、増税に反対せよとのかなざき議員の質問に、区長は、国の動きを「慎重に見守る」との答弁にとどまりました。また、定率減税の縮小による保育料への影響について、18年度定率減税が全廃された場合、19年度から、保育料を払う8,083人のうち、3,638人に影響し、影響額は1人あたり月額1,400円になると答弁。しかし、保育料額を改定する考えはないとの考えを示しました。

 国保料についても、区長は、高齢者の非課税措置の廃止と配偶者特別控除の廃止によって、年金収入300万円の均等割のみの老夫婦で、18年度16,000円の値上げになるとしながら、区単独で軽減する考えはないと答弁しました。

 増税による増収分は低所得者に再配分せよとの質問には「痛みを分かち合う」ということだと答弁。増税の区民への痛みに心を寄せるという姿勢からは、ほど遠い答弁に終始しました。

水害対策の強化・改善求める!

広山議員、かなざき議員
台風14号の影響により、9月4日から5日未明に23区西部を襲った大雨で、区内では床下浸水36件、床上浸水45件、道路冠水46ヶ所などの被害をうけました。

 広山議員は、東坂下2丁目の状況から、区民の問いあわせに適切に対応する「災害窓口」の設置を、東坂下有料駐車場への排水施設の改善を、排水溝の日常的な清掃、点検強化を求めました。

 かなざき議員は、石神井川の状況から、あらためて、川沿いの住民に対する日常的な備えや知識を、水位計の改善・工夫を、無線が聞こえなかった問題の改善を求めました。

 区長は、指摘はその通りで、改善していくと答弁しました。

雨水タンク購入費助成制度が単独助成に!!

広山議員の質問に区長が答弁
雨水タンク購入費助成制度は、これまで「雨水浸透ます設置」を条件に、1基につき22,500円の助成が行われていました。「雨水浸透ます」の設置は立地条件などがネックで設置できないところもあり、04年度の実績は7基にとどまっていました。広山利文議員は、雨水の貯留、活用は、鉢植えや庭木への散水、打ち水、防火用水としても有効であり、雨水流出を抑制する効果を高めるものであり、「雨水浸透ます設置」を条件とせず、単独助成とすべきと質問。

 区長は、「18年度から、単独助成制度とする」と答弁しました。

区民のくらしの利便性、商工業支援、まちづくり、防災対策などにわたって、様々な提案

大田伸一議員の質問に研究」「検討」と区長答弁
区民のくらしの利便性を広げる提案として、区内図書館の本返却ポストを駅に設置を、全面禁煙や完全分離している飲食店対象の「きれいな空気事業」を「エコショップ」の評価対象にするなどの仕組みづくりを、自転車駐輪場で、盗難やパンクなどに対応して代替自転車の貸し出しをするなどサービス拡充を、ペイント・コミュニティバスをエコ・エネルギーで、などを提案。

 また、商工業発展のために、板橋区ならではのマイスター塾の創設を、企業活性化センターを自ら立ち上げる意義は大きい、特許権などの出願に経費の一部助成を、本格的なマーケティング実践講座をすべての商店街で、などを提案。

 「まちづくり」については、小学校区単位に議論できる場をつくり、まちづくり相談員を配置し、話し合いのサポートを、個性ある町並み景観をつくるモデル的な取り組みを、などを提案。

防災対策については、耐震診断を受けて改修の必要がないと認められた住宅や、改修が行われた住宅が、もし地震による被害を受けた場合には、行政が優遇支援する制度の創設を、改修のための費用を、土地や生命保険を担保に金融機関や行政が貸し出す制度を、耐震改修を前提とした共済制度の創設を、揺れによる被災建物を免責にする地震保険の検討を働きかけよ、などを提案。

 区長はいずれも、「研究」あるいは「検討」と答弁しました。

 他に、男女平等参画について、住宅対策、戦争体験の伝承、30人学級、習熟度別授業などについて質問しました。

自衛隊員の募集ダイレクトメールのための、住民基本台帳閲覧はやめよ!

区は、住民基本台帳をもとにしたダイレクトメールなどの送付が区民に不安をよびおこしているとして、住民基本台帳の閲覧を原則禁止にしました。広山議員は、どのような場合に例外的に閲覧が認められるのか、明確な基準とルールを作るべきであるとし、あわせて、「ダイレクトメールの送付」が閲覧制限の理由であるならば、自衛隊員の募集等を目的とする閲覧も禁止すべきと求めました。

 区長は、ルールについては慎重に検討すると答弁したものの、自衛隊員募集のための閲覧は「公益的な理由」で「協力」していると答弁しました。

東京都の医療行政への責任放棄は明らか。あらためて都立病院マスタープランの見直しを!

区立病院構想」によって行政的医療の役割を明らかにし、費用負担の議論を前向きにすすめるはずの都と区の協議。しかしとうとう東京都は経費負担を負う姿勢を示さず、話はご破算に。あらためて区が積み上げてきた構想を都立病院の充実発展に求め、豊島病院と老人医療センターは都立都営で、と求めました。

 区長は「小児医療、リハビリ、緩和ケア、生活習慣病、健康危機管理、災害、福祉施策」などを具体的にあげて、区として検討してきたこれらの内容を、都の再検討の中に反映するよう要望すると答弁しました。

 豊島病院と老人医療センターを都立都営で守り抜く運動は、新しい段階を迎えています。大いに運動を広げましょう。


日本共産党板橋区議団