若葉小学校の廃校を強行するな

「地域住民・保護者等が参画した中でこの問題をオープンに検討し直す」ことを求める陳情が、委員会で与党が葬りさる!
「サンデー毎日」(9月7日付け)で、若葉小の統廃合を「冷徹現場」と大きく紹介

 8月26日文教児童委員会での陳情審議で、これまで「継続審査」となっていたこの陳情を自民が「不採択」(3名)、共産「採択」(2名)の対決で「委員会不採択」となりました。民主と公明は委員会から退席し、事実上不採択に回ったことになりました。

●「若葉小」ならぬ「墓場小」に追い込んだのは誰か

 若葉小は周りの子どもたちから「墓場小」と呼ばれている、「サンデー毎日」の記事の書き出しです。父母に聞くと「その通りなんです。本当に悔しい」と話してくれました。前回の委員会で共産党委員(大田、竹内)は、教育委員が直接父母の話を聞く機会を教育委員会事務局が抑えているに等しいと指摘し、機会をつくるべきだと主張しました。それは実現しましたが、父母が集まるには厳しい平日の夜の時間帯でした。ここに参加した父母が、後日、教育委員会の会議を傍聴しましたが、教育委員は傍聴している父母にたいし、「エゴ」だと決め付け、父母の怒りを買っています。
若葉小は、区が廃校にすると発表したために、新入生が2人に激減。学校選択制を利用した学校つぶしをすすめています。

●150人以下の学校は学校ではない?!

 区はサンデー毎日の記者にたいし、「6学級、150人」という基準については「教育学的根拠はない」と述べたとされています。区の見解はもっぱら行事が困難、集団としての教育効果に疑問であることを理由にするものです。
子どもの学習権を十全に保障するという観点が薄いため、「小さな学校」がもつ固有の教育的価値を認めていない現れです。人間観としても、大きな集団の中で競争によって鍛えられてこそ、子どもたちは「たくましく」育つという人間形成論を前提にしているのではないでしょうか。

●区は廃校を強行せず、父母・地域の声を真摯に受け止めよ

  若葉小の父母と地域では、学校をなんとかもりたてようと必死の努力をつづけていまます。こうした活発な取り組みこそ、学校が子どもたちにとって一層魅力ある場所になっていく源です。今回、委員会では共産党以外の政党・会派が父母の陳情を「不採択」にしましたが、なぜ不採択なのかという理由がはっきりせず、とうてい理解できません。(0)

日本共産党板橋区議団