板橋区の総務部長が酔って傷害事件。
党区議団が事件究明と再発防止を申し入れました。

板橋区 の総務部長(58歳)がことし6月、傷害事件を起こし、7月4日、神奈川県警戸部警察署から横浜地方検察庁に書類送検されていたことが6日までにあきらかになりました。

総務部長は6月10日、区職員やOBらでつくる親睦団体のバス旅行に参加。途中バスが横浜市内の美術館に立ち寄った際、酒に酔い寝ていた部長は車内に残されましたが、目覚めた部長が取り残されたことに立腹し、女性バスガイド(59)の顔をなぐり、2週間のけがをおわせました。

 区は事件当日に居合わせた職員などから報告をうけていたにもかかわらず、公表せず、ただちに処分することもなく、総務部長は事件後も通常の勤務についていました。7月3日の分限委員会で懲戒処分する方針を決めましたが、具体的な処分内容は決定しないままになっていました。

 9月8日、日本共産党区議団に説明におとずれた小島基之助役は、新聞報道により事実が明るみになった後、「なぜ早く処分しなかったのか」との区民からの抗議が多くだされていることを明かにしました。

日本共産党板橋区議団は助役に対し、事件の経過と事件発生からの区の対応について、区が確認したこれまでの調査内容と分限委員会の議事録を公開することを求めると同時に、すみやかに厳正な処分を要求しました。あわせて再発防止にむけて、(1)職員の処分を決定する分限委員会に弁護士など第三者を入れて透明性を高め、その内容を公開すること、(2)不祥事をおこした職員への罰則を強化し、罰則の基準を公開することを申し入れました。

板橋区 は同日、総務部長を停職7日間とする懲戒処分を決定しました。同部長は退職を申し出ています。また、石塚輝雄区長と小島助役は管理責任をとり、給料月額10分の1(1ヶ月)をそれぞれ辞退することを表明しました。

石塚区長は、「このたび、区職員の範たるべき総務部長が、私的な旅行の最中とはいえ、このような不祥事を起こしたことは、真に残念なことであり、相手の方をはじめ区民の皆様、関係者各位に多大なご迷惑をかけたことに対し深くお詫びいたします。職員の綱紀の保持については、ことあるごとに喚起してきましたが、再びこのような事態が起こらないよう、更なる周知徹底を図ってまいりたいと思います」とコメントしています。

事件を知ったある区民は「暴行という重大な事件がありながら3ヶ月も公表しなかった区の対応は疑問だ。総務部長といえば区長、助役につぐ区政のトップ3。身内意識から公表が遅れたとしたら重大だ」と話しています。


日本共産党板橋区議団