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安心して住み続けられるまちづくりについて質問します。最初に住宅問題に関連して質問します。
第一に、高家賃かつ居住環境の改善をはかるためには、新規の公営住宅の建設が必要です。東京都にたいして新規建設を求めていただきたい。区は、区民の公営住宅入居希望について、現在の居住環境について調査をしていただきたい。そして、これらの希望者の要求に応急的にも対応できる施策を検討していただきたい。たとえば、世代別の家賃助成制度を創設し、民間の集合住宅を活用することで多くの需要が見込まれます。居住改善と同時に生活支援につながるので検討をしていただきたい。見解を求めます。
第二に、公営住宅や都市再生機構などの公的賃貸住宅の家賃滞納が急増しています。これは公的な住宅居住者の中で貧困が拡大していることを示しています。区が管理する区営住宅ではこの五年間に滞納者数13人から25人に、滞納金額は約176万円から1018万円になっています。こうした実態はさらに広がると思われます。区は家賃減免制度を独自に作るべきです。家賃などの収入から管理経費などを引いた今年度末の住宅基金積立金は、約1億2千万円もあり、この一部の金額を基金に入れずに活用すれば十分可能です。検討していただきたい。また、現行でも家賃決定の段階で行政の側から減免申請を求めたり、生活保護の住宅扶助の適用をすすめるなど、生活困窮のため家賃の滞納にならない施策をすすめていただきたいがいかがだしょうか。
また、東京都住宅供給公社は全世帯の六割を対象に、今年四月から家賃月額最高五千円、平均2500円の引き上げを決め、「家賃改定通知書」を各戸に郵送しました。公社はこれまで、家賃の改定にあたっては、居住者代表も参加する「公社評議会」で検討・決定してきました。しかし今回はこうした手続きもふまず一方的な強行です。公社の経営状態は毎年黒字で、利益剰余金は158億円に達しています。家賃値上げの凍結を求めるべきです。少なくても、収入に応じた負担の軽い「応能家賃制度」の検討や、所得の低い人の家賃減額制度の抜本的拡充を求めていただきたいかがいかがでしょうか。
第三に、
板橋区
は生命と健康を守る自治体として、保健医療の施策と住宅改善の二つが車の両輪として位置づけられる必要があります。予防介護、居宅介護などを前進させるうえでも住宅改善が必要な世帯は区内にどれぐらいいるのでしょうか。それぞれの改善の必要なレベルにおいて分析される必要があると考えます。区は関係する所管合同での検討委員会を設置して、調査プランをつくり実施していただきたい。検討を求めますがいかがですか。
第四に、耐震助成実績については費用負担がハードルになっていることは明らかです。マンションについてはさらに住民の合意形成がそれに加わります。1998年から無料で簡易耐震診断をおこなってきた
横浜市
では、旧耐震マンションの88%が診断を終えていると報道されています。昨年末の国土交通省の調査結果では、最新の耐震基準で建てられたマンションの7%の耐震性不足の疑いがあると発表されました。死者の八割以上が住宅の倒壊で命を落とした阪神・淡路大地震から12年たちますが、耐震改修に対する行政の対策をいそがなければなりません。区の耐震改修促進計画を抜本的に強化することを求めますがいかがですか。また、昨年四月の宅建業法の施行規則の改正で、旧耐震マンションの売買・賃貸時には耐震診断の実施の有無とその結果について説明が義務付けられました。このペナルティはしかし、旧耐震マンションも建設当時は法令を遵守していたのであり、住民だけが不利益を背負う筋合いはありません。行政もふさわしい責任をはたすべきであると考えますが見解を求めます。また、耐震改修工事に要した費用を税額控除できるようになったのですから、この優遇措置を区民に周知徹底することも重要です。関係する窓口、地域センターなどポスター、パンフレット等での宣伝をしていただきたいがどうでしょうか。また、木造住宅の耐震化については、毎年の目標戸数を明確に示していただきたい。見解を求めます。
つづいて住環境の改善を区民の目線で行うことと、環境・リサイクル問題について質問をします。
区内に投資型ワンルームマンションは、平成14年に404戸であったものが平成18年12月現在で1594戸に達し、建築紛争が多発しています。これらは商業地の狭い住宅街の敷地を見つけては容積率いっぱいに建てています。「都市型誘導居住水準」では一人世帯で37?ですが、区の指導要綱ではワンルーム形式の専用面積を18?としており、この点でも改定が必要ではないでしょうか。見解を求めます。また、区の指導に沿っているといる理由で建設かが相次いでいる投資型マンションは、周囲の住環境とまったくそぐわず、迷惑ばかりの高いワンルームマンション建設です。これを放置することは住環境破壊に手を貸すことと同じです。ワンルーム建設計画はほとんどが民間の建築確認審査が利用され、行政が関与する機会がすくないことを弁明にしては迷惑をこうむる区民は救われません。ワンルーム建設については、近隣住民との合意形成を義務付けるなど新たな規制が必要です。早急に検討を求めますが、いかがですか。
環境問題では地球温暖化対策の施策をもっと強力にすすめるべきです。地球温暖化対策は企業・消費者の自主的な取り組み、規制措置、経済的措置に分類されます。区は、規制措置についても一歩踏み込んだ検討をすべきです。たとえば、自動販売機の設置台数の総枠規制、自動開閉ドアの設置へのにしかるべき制約、コンビニの午前零時閉店を義務付けるなど、より思い切った取り組みがあってこそ、消費者の自主的な取り組みにも大きな刺激を与えることは疑いありません。検討委員会をつくるべきだと思うがいかがでしょうか。
リサイクル問題について区は、ペットボトルやトレイの資源回収をあらたにはじめると同時に、そのほかの多くの廃プラスティックを焼却処分しようとしています。
廃プラの焼却は、地球温暖化をまねくCO2の排出増加、ダイオキシンなどの有害物質の発生など、環境や健康に与える影響が懸念されています。
また、分別収集をやめ、生ゴミなどといっしょに廃プラを可燃ゴミにすることは、分別することで環境負荷を軽減しようとしてきた区民の環境意識や、清掃行政に対する区民との協力関係を後退させるものです。
こうした廃プラ焼却を区が「サーマルリサイクル」などと称していることが、いっそうの混乱と矛盾をひきおこしています。「サーマルリサイクル」がほんとうの意味でのリサイクル・再生ではないことは区の当局者自身が認めていることです。にもかかわらず、「サーマルリサイクル」の呼称に固執することは、区民に「捨てることがリサイクル」という誤解を与え、区民一人ひとりの自覚と協力による本来のリサイクルを歪めるものとなります。
廃プラの焼却を「サーマルリサイクル」として推進することはやめて、むしろ「捨てること、燃やすことは環境を悪化させる」という認識を、製造業者や消費者に広げていくことこそ、ゴミ減量と真のリサイクル社会の構築に寄与するのではありませんか。見解を伺います。
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