2004/05/13
命と健康を守ることにこそ、税金をそそぐべき
この間、私は「板橋生活と健康を守る会」「新日本婦人板橋支部」のみなさんと、都立豊島病院の見学に同行させていただきました。これまでにも議員団としても視察を行ってきましたが、見学をするたびに、都立都営での存続を強く願わずにはおれません。
東京都が老人医療センターと豊島病院を統合民営化にする言い分は「病院の収支だけでやれていない。一般会計からたくさん税金を投入している」ということですが、豊島病院への約39億円投入をよくみてみると、6割は改築にかかった借金の返済です。いまだに全面開設してくれないことのほうがよっぽど税金のむだづかいです。まだ患者さんが入っていない6階を見学するたびに、逆に使用していないことで、痛みが目立ちます。これこそむだづかいです。だれも寝ていないベッドを見るたびに、どうしてここに患者さんがいないのだろうかと胸が痛みます。この階がとっくの昔に計画通りに開設されていたら、どれほど多くの患者さんの命を守れたのかと思うと腹がたって仕方がありません。全面開設でこそ、むだがなくなるのではないでしょうか。
今、石原都政は、都市再生といって、大手ゼネコンのために超高層ビルを需用もないのに建てまくり、そして高速道路をどんどん建設し続けています。そこに都民の大切な税金をそそぎ続けることは「聖域」とし、なぜ都民の命と健康を守ることへの税金投入を目の敵にするのでしょうか。
時間をみつけては、いろんな人に都立病院を守ることを願う署名用紙を持ってまわっていますが、民営化に対しては「看護婦さんを減らしたり、患者の負担を保険外で増やしたりになるのでは・・・。」「緩和ケアがなくなるのでは?」などの不安な声を聞きます。なによりも、なぜ都立病院に税金をそそいではいけないのか、そこへの理解はだれもできません。
声を大にして叫びたい。都民の税金は、まず命と健康を守るためにこそそそぐべきだと。