| 小野修悦区議団長による告別式での弔辞
遠藤さん。
あまりにも、早すぎます。昨年、お会いしたとき、「三月頃には、戻るから、心配ないから」と言っていたではありませんか。「どうして、俺のところに議案や議会の資料をもってこないのか」と怒っていたではありませんか。残念でなりません。
遠藤さん。
あなたが、最後まで情熱を燃やし、取り組んだ「介護保険」。それは、単に「福祉」ということだけでなく、今後の自治体運営の、根幹にかかわる課題であるからだと思います。私が、利用料の軽減策が実現したことを報告すると、あなたは、「やったな」と、心から喜んでくれました。十日前にお会いしたとき、「次は保険料だな。がんばらないと」と、逆に励ましをうけたことは、握りしめたあなたの手のぬくもりとともに、決して忘れることは、できません。
遠藤さん。必ず、実現します。
「おまえたち、なにやってるんだ」と言われないように、がんばる覚悟です。ですから、安心して見守っていてください。
遠藤さん。
学童疎開、そしてあの東京大空襲で、大切な家族が、犠牲になったこと。それが、あなたの政治家としての原点ではなかったでしょうか。「とにかく、勉強しないと」これが、あなたの口癖の一つでした。今度スタートをする、「空き店舗対策」はあなたの先駆的提案が実を結んだものです。ネイチャースキーを始めた、と言って私たちを驚かせたり、今度はカヌーだと言って心配させたり、いつでも新しいことに挑戦する姿は、私たちの誇りでした。毎年、準備に一週間かけてつくる、あなたの手打ちうどんを、どれだけ多くの地域のおとしよりの方々が、心待ちにしていたことでしょう。
遠藤さん。
常に、私ども区議団の要として、時には厳しく、時にはおおらかに、支えてくれたあなたを、今失うことは、大きな痛手であり、悲しみに耐えません。
しかしながら、多くの住民の方々の、敬愛と信頼のなかで、日本共産党の区議会議員として、職に殉ぜられたことは、本当に生きがいのある人生であったと、確信をいたします。
66年の生涯を、住民の利益と政治革新のためにまい進してきた、あなたの志は、決してとどまることはありません。さらに大きな、確かな流れとなって、広がり続けるでしょう。私たちは、その促進者として、住民のみなさんと力を合わせて、奮闘する決意を申し述べ、日本共産党板橋地区委員会ならびに日本共産党板橋区議団を代表し、お別れの言葉と致します。
遠藤さん。ありがとうございました。
2002年2月15日
日本共産党板橋区議団 小野修悦
本会議で追悼演説
2月20日、遺族の方々が傍聴席から見守るなか、故「遠藤武議員」への追悼演説が本会議の冒頭におこなわれました。追悼演説には、幼い頃からの知り合いであった大野きくお議員(自民)が立ち、故人を偲びました。
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