キンラン
ラン科の多年草。高さ30〜50?の茎に10個前後の鮮やかな黄色の花をつける。環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種(絶滅の危険が増大している種)に指定。

 板橋では絶滅したと思われていたが、一昨年4月に西台公園わきの崖線の自然林で14株ほどの群生が発見された。しかし、ここは環8道路用地なので、環8の会が昨年6月に「現地での保存」を都知事と区長に要望。その結果、ようやく保存の工事がおこなわれた(一部移植)。今年も9株ほどに鮮やかな黄色の姿が見られた。

(若木在住・S 5月30日)


ニリンソウ
都立赤塚公園大門地区に約200mに広がる都内最大の自生地がある。満開期はソメイヨシノの花見時期と同じ。毎年4月第2日曜日の花見会には近年、遠方からも訪れる人が多くなった。午前の時間帯の花(正確にはガク)が半開きの姿が美しい。

 区条例で「区の花」に指定されている。自生地は区民らが保護したことで、見事な群落を形成するまでになった。この成果は、先覚的な例として、国及び都から評価されている。しかし、周辺の市街化の進む中でニリンソウが、その群落をいつまで見せてくれるのだろうか?           (赤塚在住・K)


ヤマブキソウ

けし科特有のつやのある花びらをしているゴージャスな野草。

1980年、「板橋区の花」の制定しようというとき、じつは、この花が第一候補だった。しかし当時は絶滅したと思われていて指定を逃した。その後、都立赤塚公園大門地区で再発見されて、保護の結果、近年勢いを増している。

  土地の人は「ヤマブキソウの花が斜面一面に咲いて、ニリンソウより見事だった」という。ニリンソウの自生地の中で復活しつつある。ニリンソウより生育しやすいようだ。崖線の裸地がヤマブキ色に染まる日は近いかもしれない。     (赤塚在住・K・5月17日)


日本共産党板橋区区議団